名護博物館は、名護・やんばるのくらしや自然(しぜん)のことを、たくさんの人にしってもらうために、昭和59(1984)年3月1日にオープンしました。
みなさんが名護・やんばるのことを、たのしく学習できる博物館をめざして、おもに4つの活動(かつどう)をおこなっています。
1.名護・やんばるのいろいろな資料(しりょう)をあつめています。
博物館に資料(しりょう)がないことには、みなさんが名護・やんばるのことを学習することができません。そのためにいろいろな資料を集めています。集めた資料は、収蔵庫(しゅうぞうこ)とよばれる大きな倉庫(そうこ)で保管(ほかん)します。
このような活動のことを、資料収集活動(しりょうしゅうしゅうかつどう)といいます。
収蔵庫(しゅうぞうこ)の中
2.あつめた資料(しりょう)や地域(ちいき)のことについて、くわしくしらべて記録(きろく)しています。
地域の自然(しぜん)や文化(ぶんか)などについて集めた資料をくわしくしらべて記録し、未来(みらい)へのこします。
たとえば・・・
・道具のばあい・・・いつ、どこで、だれが、なんのために、どのようにしてつかわれていたのか
・どうぶつのホネ・・・いつ、どこで、だれがひろったのか(その生きものが、その時代(じだい)、その場所(ばしょ)にいた証拠(しょうこ)になります)
このような情報(じょうほう)を記録をするほか、その道具やどうぶつのホネなどをくわしくしらべて、仕組み(しくみ)などを研究(けんきゅう)することもあります。
このような活動のことを調査研究活動(ちょうさけんきゅうかつどう)といいます。
しらべているようす
3.あつめたいろいろな資料(しりょう)をたくさんの人に見せています。
みなさんに名護・やんばるのことをしってもらうために、いろいろな資料をならべて見せています。そのことを展示(てんじ)といいます。
ただならべているのではなくて、見てわかりやすいようにいろいろ工夫(くふう)しています。
クジラのホネの展示(てんじ)
4.しらべてわかったことをたくさんの人にしってもらうための活動(かつどう)をしています。
しらべてわかったことを、さらによくしってもらうために、昔の道具(どうぐ)をつかって昔の生活をたいけんしてもらったり、山や海に行って自然(しぜん)をかんさつしてもらったりしています。
このような活動のことを教育普及活動(きょういくふきゅうかつどう)といいます。
黒糖(こくとう)づくりの体験(たいけん)
川の観察会(かんさつかい)