令和6年度名護博物館企画展『「我がふるさとを思う」名護の移民~移民先からの寄付~』のお知らせ

公開日 2024.10.18

更新日 2024.10.22

この度、令和6年度名護博物館企画展 『「我がふるさとを思う」名護の移民~移民先からの寄付~』」を開催することになりました。ぜひ足をお運びください。

〔 会 期 〕2024年10月19日(土)〜11月10日(日)  10:00〜18:00

                   ※ 毎週月曜日、10月24日(木)、11月5日(火)は休館

〔 会 場 〕名護博物館ギャラリー(入場無料)

〔 主 催 〕名護博物館

〔 協 力 〕独立行政法人 国際協力機構沖縄センター(JICA沖縄)、名護市国際交流協会

 

 明治期から始まった沖縄の移民はハワイを皮切りに各国へ旅立ちますが、現地での生活はとても過酷なものでした。さまざまな苦難を乗り越えて稼いだお金は、ふるさとに残る家族への送金やムラへの寄付にも充てられ、当時の沖縄県経済を支える重要な財源となっていたといいます。

 今回の展示会では移民の歴史をたどりながら、市内各地に残る移民した方々からの寄付の記録や移民の記憶を現在に伝える「モノ」を紹介します。沖縄における移民を歴史として知るだけでなく、その記憶やふるさとへの想い、恩恵は現在に生きる私たちにも受け継がれ、繋がっているということを感じてもらえる展示を行います。

 

 

ギャラリートーク

移民経験のある方をお招きし、自身の経験や現地の様子についてお話しします。

 

❶11月1日(金)18:30〜20:00

我那覇宗孝(名桜大学客員教授/ペルー移民3世)

 

❷11月8日(金)18:30〜20:00

比嘉アンドレス(アルゼンチン移民3世)

 

〔 会 場 〕名護博物館ギャラリー(入場無料)

 

 

『ハワイ移民・比嘉徳元 ゆかりの地を巡る』

屋部からハワイへ移民した比嘉徳元氏は、戦後「古里のために一役果たしたい」と私財を投じ、戦災で破壊された渡波屋展望台の再建や、保育所の敷地・建物の寄贈を行いました。

徳元氏が生まれ育った屋部の集落を巡りながら、移民した人々がふるさとへ寄せる「思い」について考えます。

 

〔 日 時 〕11月9日(土)10:00〜12:00

〔 定 員 〕先着20名(事前申込み)

〔 集 合 〕屋部支所

〔 参加費 〕 200円(保険・資料代)

〔 申込み 〕10月19日(土)〜31日(木)※定員に達し次第締切ります

                   名護博物館 TEL:0980-54-8875

 

 

名護市国際交流協会主催「世界のウチナーンチュの日」制定記念事業講演会『ウチナーンチュの移民 〜過去から未来へ繋がる絆〜』

〔 日 時 〕 10月26日(土)14:00〜

〔 場 所 〕 名護博物館 体験学習室

〔 内 容 〕   14:00   国際交流協会活動紹介、会長挨拶

                    14:10   「ウチナーンチュの移民史とブラジルでのメディア実践」

                                          長尾直洋(名桜大学准教授・沖縄ディアスポラ研究センター)

                    15:10   令和6年度名護市海外移住者子弟等研修生による発表会

                                          新城エヴェルトン(ブラジル)

                                          渡嘉敷アルド(ペルー)

                    15:40   JICAによる沖縄日系社会経験者による活動報告

               ※講演会終了後、ご来場いただいた皆様との交流会を予定しております。

〔 問合せ 〕名護市国際交流協会(名護市秘書交流課交流係内)

                   TEL:0980-53-1212(内線141/247)、090-6864-9337(名護市国際交流協会事務局)

 

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