公開日 2021.07.01
更新日 2024.03.03
ツルヒヨドリとは
ツルヒヨドリは、南北アメリカの熱帯地域を原産地とするつる性の植物で、日本では1984年にうるま市の天願川河口で発見されました。英語で「Mile-a-minute weed」(1分で1マイル広がる雑草)の異名を持ち、つるで絡みつきながら猛烈な勢いで拡がっていきます。
在来生態系だけでなく、農作物にも大きな被害を及ぼす可能性があり、発見したらすぐ防除することが必要です。
世界の侵略的外来種ワースト100にあげられ、外来生物法で特定外来生物に指定されています。
ツルヒヨドリを栽培したり、広げたりすることは、法律によって禁止されています。法律に違反した場合、個人では最高3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科せられます。
防除を行う区域
名護市全域
防除の目的
名護市では、急速に生育地が増加しているため、外来生物法に基づく防除実施計画を策定し、行政や市民、団体による地域ぐるみの防除対策を積極的に実施する。
ツルヒヨドリを見つけた場合
ツルヒヨドリは早急に防除することが必要です。自身の土地や建物等でツルヒヨドリが確認された場合は、自身で防除しなければなりません。自身の土地以外の場所でツルヒヨドリを見かけた場合は名護市環境対策課まで御連絡ください。
防除の方法
種が付いている場合は飛散しないように種子を先に取ってください。種を飛散させず、根を残さないように丁寧な抜き取り作業を行う必要があります。抜き取ったツルヒヨドリは袋に入れて、密封した状態で焼却処分しなければなりません。ツルヒヨドリの根や種子を含む土砂を他の場所に移さないように注意してください。
防除作業後の処分方法
防除したツルヒヨドリの処分については名護市環境対策課まで御連絡ください。
防除を行う期間
令和3年4月1日から令和7年3月31日まで
市からの支援について
名護市環境対策課ではツルヒヨドリの防除を実施する方で必要な方に対して除草剤の支給を行っております。
除草剤の支給にはいくつか条件がありますが、最初に環境対策課職員が現場確認を行い、ツルヒヨドリの繁茂を確認した後に
除草剤の支給を行う流れとなりますので、まずは環境対策課まで御連絡いただきますようお願いいたします。
申請については、申請書の提出が必要となります。(申請書2枚目は各区で取りまとめて申請する場合に活用ください)
名護市ツルヒヨドリ防除実施計画及びパンフレット
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