公開日 2024.07.04
更新日 2024.07.03
下水道は、市の公衆衛生の向上に寄与し、公共用水域の水質保全のための重要な生活基盤となっており、
健全で安定的な経営が求められています。
本市では、平成18年に下水道使用料の改定をして以来、約17年間改定を行わず経費削減や資源再利
用などの経営努力を図り、不足する分については一般財源からの繰入金で補って事業経営を行ってまいり
ました。
しかし、下水処理施設等は事業着手から約50年経過し、老朽化による改築や更新に多額の投資が必要
となっています。さらに社会情勢の影響を受け、維持管理費の増加などにより経営状況の悪化や、一般会
計の財政負担が見込まれ、現在の使用水準では健全な経営が難しい状況にあります。
公営企業である下水道事業においては下水道使用料によって事業経費を賄う「独立採算制」の原則が適
用されます。将来にわたって安心して下水道を使用していただくためには経営努力では今後の事業経営が
難しい状況にあることから、令和6年6月から下水道使用料を改定させていただくことになりました。
今後も一層の経営努力を図るとともに、安定した下水道サービスの提供に努めてまいりますので、ご理
解とご協力をよろしくお願いします。
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