【官民連携】名護市×ブラジル・ロンドリーナ市の都市間連携事業の取組について(政策推進課)

公開日 2026.08.21

更新日 2026.08.21

名護市とブラジル・ロンドリーナ市は「都市間連携事業に関する覚書」を締結
~姉妹都市から広がる脱炭素社会の実現と本邦技術の展開へ~

名護市とブラジル連邦共和国パラナ州のロンドリーナ市は、環境省が推進する「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」に関する覚書(MOU)を締結しました。

去る8月4日、渡具知武豊名護市長をはじめとする本市訪問団および名桜大学の関係者がロンドリーナ市庁舎を訪問し、ティアゴ・アマラル(Tiago Amaral)市長ら現地当局者との対面方式による市長対談および調印式が執り行われました。

ロンドリーナ市は、環境省の同プログラムにおいてブラジル国内で唯一選定された自治体であり、今回のMOU締結は、両市の長年にわたる友好関係を基盤として、環境・脱炭素分野における新たな協力関係を構築する重要な節目となります。

アマラル市長と渡具知市長
アマラル市長(左)と渡具知市長(右)

覚書締結後の集合写真
覚書締結後の集合写真

 

30年を超える姉妹都市の歴史と絆

名護市とロンドリーナ市の絆は、1994年の名桜大学とロンドリーナ州立総合大学との間の国際交流協定から始まり、1998年8月に姉妹都市盟約を締結しました。両市の交流の背景には、約90年前にブラジルへ渡った沖縄出身者をはじめとする日系移民が拓いた歴史があります。現在も多くの沖縄出身の日系人が暮らすロンドリーナ市と本市は、気候や風土、主要産業などの類似点を背景に、四半世紀以上にわたり教育・文化の分野で温かい交流を重ねてきました。今回の事業は、この強固な歴史的信頼関係をベースに、より実務的・技術的な協力関係へと発展させたものです。

また、名桜大学とロンドリーナ州立大学の交流では、これまで147人の学生が交流プログラムに参加し、学術・文化の両面で相互理解を深めてきました。ロンドリーナ州立大学内には日本文化普及センターも設置されており、両地域の友好関係を象徴する拠点として活用されています。

ロンドリーナ沖縄県人会歓迎レセプション
ロンドリーナ沖縄県人会歓迎レセプション


ロンドリーナ沖縄県人会の方々と集合写真
ロンドリーナ沖縄県人会の方々と集合写真

 

具体的な連携テーマと今後の取組み

本事業では、両市が培ってきた知見の共有をするとともに、沖縄県内および関連企業の優れた「本邦技術」を現地へ展開・適応させるための可能性を調査・検討、ワークショップを実施します。主な連携テーマは以下のとおりです。

1. 気候変動対策・脱炭素にかかる知見共有

2. 有機資源を有効活用する仕組みの検討

3. 再生可能エネルギーや環境に配慮したエネルギー利用の促進

4. 日本の先進技術の活用による地域課題の解決(自動運転技術、次世代太陽電池、資源循環技術など)

調印式の実施に伴い、現地では早速環境・脱炭素をテーマにしたワークショップが開催されました。ロンドリーナ市では、ごみや有機資源を活用したエネルギーづくり、水環境の改善、環境に配慮したインフラ整備などに関心が寄せられており、日本の技術やノウハウへの期待が示されました。

今後は、ごみや有機資源からエネルギーを生み出す取組、水環境の改善、環境に配慮したまちづくり、人材育成や学術交流などの分野で具体的な協力を進めていきます。また、行政だけでなく大学や企業とも連携しながら、環境保全と地域経済の発展を両立する持続可能なまちづくりを目指します

名護市とロンドリーナ市は、これまでの姉妹都市交流で培ってきた信頼関係の絆を次世代へとつなぎ、環境・脱炭素分野における新たな協力を進めていきます。両市の知見や技術を活かしながら、気候変動対策と経済発展が両立する持続可能な未来の実現を目指してまいります。

バス

CMTUワークショップ

CMTUワークショップ2
CMTU(ロンドリーナ都市交通公社)ワークショップ

 

資料

都市間連携事業概要等[PDF:280KB]

名護市・ロンドリーナ市間持続可能な開発及び低炭素社会への移行に係る技術力強化に関する覚書(2026年8月4日)[PDF:703KB]

 

関連リンク:現地報道の詳細は、ロンドリーナ市の公式ブログにて公開されています。

 Blog Londrina(https://blog.londrina.pr.gov.br/?p=218915)(外部サイトへリンクします)

 

【本件に関するお問い合わせ】
名護市役所 企画部 政策推進課

電話番号:0980-53-1212

 

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