自主防災組織について

自主防災組織

自主防災組織とは、住民一人ひとりが、自らの命は自ら守る(自助)、自らの地域は共に助け合いながら守る(共助)という考えにより、区などを単位とした自主的に防災活動を行う組織のことです。

災害時は

 大規模災害が発生した場合、消防をはじめとする防災関係機関は全力を挙げて防災活動を行いますが、特に突然起こる地震等の場合には、次のような悪条件が重なって、防災関係機関の活動は著しく困難になることが予想されます。

  ・電話が不通になり、防災関係機関への通報が困難になる。

  ・各地で火災や救助、救急事案が発生するので、消防力が分散される。

  ・道路や橋が壊れたり、自動車が路上に放置されたりして消火、救援などの車両の通行が制約される。

  ・水道管の破損などにより断水となり、十分な消火活動が期待できない。

 このような中で、災害による被害を最小限にくい止め、地域住民の生命と財産を守っていくためには、地域住民自らが災害の初期の段階で適切な防災活動を行うことが大変重要となります。また、大きな災害に立ち向かっていくには、各自がバラバラに行動していたのでは、大きな効果は期待できません。地域ごとに団結し、組織的に活動することによって、最大限の効果が発揮できるといえます。

そこで、自治会や区などを生かして、「自主防災組織」を結成し、日頃から大地震等の災害に備えて、防災訓練などを積み重ねておくことが大切です。

令和5年現在 自主防災組織一覧

No

組織名

設立年

許田区主防災会

平成25年

辺野古区自主防災会

平成25年

大浦区自主防災会

平成25年

真喜屋区自主防災会

平成25年

世冨慶区自主防災会

平成26年

瀬嵩区自主防災会

平成25年

汀間区自主防災会

平成28年

大北区自主防災会

平成29年

大西区自主防災会

平成30年

10

我部区自主防災会

令和1年

11

天仁屋区自主防災会

令和2年

12

我部祖河区自主防災会

令和2年

13

三原区自主防災会

令和3年

14 安和区自主防災会 令和4年
15 久志区自主防災会 令和5年

自主防災組織の活動

(1) 平常時の活動

    防災知識の普及・高揚(講習会の開催、防災研修センター、救命講習等の受講)

    災害発生時の活動を習得するための活動(防災訓練・防災講演会等)

    災害発生時の被害拡大防止のための活動(地域の安全点検、家庭の安全点検)

(2) 災害時の活動

    地域住民の安否確認などの情報収集伝達

    避難誘導(安全に避難場所へ誘導)

    出火防止(各家庭での防火チェック)

    初期消火(消火器、水バケツリレー等)

    地域内での救出救護(簡単な工具を使用しての救出と負傷者の救護)

    避難所での炊き出し活動

 

※結成時には活動に必要な50万円分の希望資機材を貸与いたします。

 

地域で自主防災組織を結成しよう思われたら、ぜひ、名護市役所 総務課 防災基地対策係まで連絡してください。 

 

このページのお問い合わせ先

名護市役所 総務部 総務課 防災基地対策係

〒905-8540 沖縄県名護市港一丁目1番1号

電話:0980-53-1212(内線208)

FAX:0980-53-6210