名護市立学校教職員の働き方改革について
名護市教育委員会では、教職員が児童生徒に接する時間を十分確保しつつ、教職員自身が日々の生活の質や教職人生を豊
かにすることで専門性を高め、児童生徒に対して効果的な教育活動を行うことができるよう、学校の業務改善、教職員の働
き方改革を推進しております。これまでの本市の取組について、公表します。
令和6年度 学校の働き方改革推進のための具体的な取組状況について(令和6年4月1日現在)
項目 | 出退勤の 客観的 把握 |
時間外 勤務者 の把握 |
留守番 電話の 導入 |
定時 退勤日 の設定 |
閉庁日 の設定 |
リフレッシュ ウィークの 導入 |
教育職員の 業務量の適切な 管理等に関する 規則の制定 |
取組状況 の公表 |
実施 状況 |
実施 | 実施 | 実施 | 実施 | 実施 | 実施 | 実施 | 実施 |
名護市教育委員会と各学校のこれまでの取組
【教育委員会の取組】
名護市教育委員会では、教職員の勤務の実態を踏まえ、業務改善のために下記の取組を進めてきました。
① 文書及び提出物等の縮減
市教育委員会から学校へ依頼する文書及び調査提出物については、精選を行っていると共に、Web回答等も導入し、
負担軽減に努めています。また、学校・市教育委員会間の紙文書の収受を縮減するため、押印の廃止などを行い、紙文
書ではなく、メールでのデータ提出の割合を高めています。
② 出退勤打刻システムの導入
勤務時間を正確に管理することで、所属する教職員の勤労状況や長時間勤務の有無を把握し、適切な健康管理や勤務
状況の助言が可能となります。また、これまで紙ベースで行ってきた出退勤状況報告についても作業の軽減が期待でき
ます。
③ 学校閉庁日の設定と拡大
令和元年度から毎年8月第2週の水・木・金曜日を学校閉庁日としていましたが、令和5年度からは、8月第2週す
べてを学校閉庁日として拡大しています。
④ 留守番電話の導入
平日の勤務時間外や休日等の時間帯における電話対応の負担軽減のため導入しています。
⑤ コミュニティ・スクールの導入
教職員の負担軽減のためには、地域及び保護者の皆様の協力が不可欠です。コミュニティ・スクールを導入すること
で、地域及び保護者の皆様の理解を促進し、外部人材の活用を推進します。
⑥ ストレスチェックテストの実施
労働安全衛生法の定めに関わらず名護市立学校のすべての教職員を対象に、毎年1回、ストレスチェックテストを実
施しています。
⑦ 人的支援による教職員の負担軽減 ※カッコ内は令和6年度配置人員
・学習指導支援者【19人】 ・生徒指導支援者【9人】
・特別支援教育支援者【35人】 ・小中学校英語支援員【11人】
・日本人英語教師【2人】 ・GIGAスクールサポーター【5人】
・教員業務支援員【13人】 ・部活動指導員【13人】
・非常勤講師【2人】
⑧ 校務支援システムの導入
成績管理や通知表の作成、授業時数管理や時間割作成など、様々な校務のスマート化が図れます。
⑨ 部活動の在り方の見直し
令和4年8月に「名護市部活動等の在り方に関する方針(改定版)」を策定し、適切な活動時間・休養日を設定して
います。
⑩ 研修の実施
校長研修会、教頭研修会や管理職・ミドルリーダー研修など、働き方改革についての取組やその情報共有、課題の改
善に向けた協議を行っています。
【各学校の取組】
各学校では、教職員の勤務の実態を踏まえ、業務改善のために下記の取組を進めてきました。
① 定期退勤日の設定
各学校とも週1回の定時退勤日(ノー残業デー)を設定しています。
② 学校行事の精選
各学校行事の目的、内容、効果及び必要性を検討し、学校行事の趣旨を損なわない程度に規模を縮小するなどスリム
化に取り組んでいます。
③ 業務内容や在り方の見直し
会議の回数や時間などの見直し、ICTを活用した情報の共有、校務分掌の見直し、週時程の見直し、家庭訪問の在り
方などの取組を進めています。
参考資料
名護市立小中学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則[PDF:47.3KB]
このページに関するお問い合わせ先
名護市教育委員会 学校教育課 学校指導係
〒905ー8540 沖縄県名護市港一丁目1番1号
電話:0980-53-1212(内線265)
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