夏休みが近づいているこの時期、旅行、お祭り、友達との遊び、帰省…
楽しいイベントが多い反面、自由な時間が増えることで事故や事件に巻き込まれるリスクも高くなります。このページでは安心安全な夏休みを過ごすための情報をまとめてみました。
1.深夜はいかいについて
令和7年度の沖縄県の少年非行等の状況として前年度(令和6年度)よりも全体で527人(10%)増加しております。そのうち件数が多いのが不良行為少年で4642件(全体5584件)と全体の83%を占めております、そのうちの半数近くの件数が深夜はいかいとなっております。全国でも同じような比率で起きているのが現状です。

↑令和7年少年非行等の概況(沖縄県警察)

↑不良行為少年の件数内訳
2 深夜はいかいの危険性について
深夜はいかいにはいろんなリスクがあります。どのような危険性があるかを理解しましょう。
1 犯罪被害に巻き込まれる危険性
深夜は人通りが少なく、周囲の目も届きにくくなります。そのため、声掛けや金品の要求、暴力被害などの犯罪に巻き込まれる危険性が高くなります。特に、知らない人との接触やSNSで知り合った相手との待ち合わせには注意が必要です。
2 SNSトラブルにつながる危険性
近年はSNSを通じて知り合った相手とのトラブルが増えています。深夜の外出をきっかけに、個人情報の流出や金銭トラブル、犯罪被害などにつながるケースもあります。
3 飲酒・喫煙・薬物への誘い
深夜の時間帯は、飲酒や喫煙、薬物などの誘惑に接する機会が増える傾向があります。「一度だけなら大丈夫」と軽い気持ちで誘われたことが、将来に大きな影響を与えることもあります。
4 生活リズムが乱れる
深夜まで外出する生活が続くと、睡眠不足や体調不良の原因となります。学校生活や部活動、家庭生活にも影響が出るほか、心身の健康を損なう可能性があります。
5 非行の入り口になることも
深夜はいかいそのものが問題行動の入り口となる場合があります。補導される青少年の中でも、深夜はいかいは多い理由の一つとなっており、様々な非行やトラブルにつながる可能性が指摘されています。
3.薬物にも気を付けよう。
薬物は一部の特別な人だけの問題ではありません。近年はSNSを通じて簡単に情報へアクセスできるようになり、若い世代が薬物に接触する機会も増えています。市販の医薬品でも使用方法を誤ると身体にも影響がある大変リスクがあるものです。正しい知識を身につけ、自分自身を守ることが大切です。
大麻に関する誤解
近年、SNSの普及により薬物について様々な情報が見られるようになり、中でも、「大麻は安全」「依存しない」「海外では合法だから問題ない」等の情報も見受けられます。しかし、大麻は日本では法律で禁止されている薬物であり、使用や所持は犯罪となります。また、心身への悪影響や依存のリスクも指摘されています。
SNS経由の勧誘
薬物の売買や勧誘は、SNSやインターネット上で行われるケースが増えています。「簡単に手に入る」「興味があれば連絡して」などの投稿から接触し、犯罪に巻き込まれる事例もあります。興味本位のやり取りが大きな問題につながることもあります。
薬物乱用の危険性
薬物は脳や身体に大きな影響を与えます。判断力や集中力の低下、依存症、健康被害だけでなく、家族や友人との関係、進学や就職など将来にも大きな影響を及ぼします。一度の使用でも重大な結果を招くことがあるため、絶対に手を出してはいけません。
4.沖縄県青少年保護育成条例について
青少年が安全に生活できるよう、沖縄県では条例によって青少年の健全育成に関するルールが定められています。
沖縄県青少年保護育成条例
沖縄県青少年保護育成条例は、青少年を有害な環境や非行から守り、健全な成長を支えることを目的として制定されています。家庭や学校、地域社会、事業者などが協力し、青少年を見守ることが求められています。
深夜外出に関する説明
沖縄県青少年保護育成条例では、深夜時間帯(午後10時から翌午前4時まで)における青少年の外出について定められています。深夜の外出は犯罪被害や事故、非行につながる危険性が高まることから、保護者には青少年をみだりに外出させないよう努めることが求められています。
沖縄県青少年保護育成条例の詳細については県のHPよりご確認ください
https://www.pref.okinawa.jp/kyoiku/seshonen/1009468/1009470.html
5.保護者の皆さまへ
青少年の健全な成長のためには、家庭での声掛けやルールづくりが大切です。夏休みは生活リズムが変わりやすい時期だからこそ、日頃からのコミュニケーションを心掛けましょう。
家庭内でコミュニケーションをとりましょう
外出時間や帰宅時間、友人との過ごし方などについて、家庭でルールを決めておくことが大切です。ルールを一方的に押し付けるのではなく、子どもと話し合いながら決めることで、自ら考えて行動する力を育むことにつながります。
帰宅時間やSNS利用の確認
夏休みはスマートフォンやSNSの利用時間が増える傾向があります。帰宅時間の確認だけでなく、SNSでのやり取りや知らない人との交流、個人情報の取り扱いについても家庭で確認し、安全な利用について話し合いましょう。
子どもの変化に気を配りましょう
急に帰宅時間が遅くなる、金遣いが荒くなる、スマートフォンを過度に気にするなど、普段と異なる様子が見られた場合は注意が必要です。頭ごなしに叱るのではなく、まずは話を聞き、困りごとや悩みがないか確認することが大切です。





